ホワイトデーにお返しがなかった彼氏…それって本命じゃない?

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「…あれ?今日、ホワイトデーだよね?」

スマホのカレンダーを見て、ふと気づいた。
3月14日。
バレンタインに気持ちを込めてチョコを渡したあの日から、ちょうど1か月。

でも彼からは、何のメッセージも、プレゼントも、約束もなかった。

最初は「忙しいのかも」と思った。
でも、仕事終わりの連絡もなし。SNSは更新してるのに、私には何もない。

――私、彼にとって本命じゃないのかな?

小さな出来事のように見えて、心には大きな不安が広がっていく。
そんなあなたの気持ち、決して大げさじゃないよ。


ただのイベント?されどホワイトデー

たしかに、男性ってバレンタインやホワイトデーをそこまで重要視していない人、多いよね。
でも、バレンタインにあなたが何かしてあげたのなら、その“気持ちの循環”がないことに、寂しさを感じるのは当然。

女性にとって、ホワイトデーって“お返し”というより「私の気持ち、ちゃんと届いてた?」っていう確認でもあるんだと思う。

だから、何もなかったことって、ただの“イベントスルー”じゃなくて、
**「存在を軽く扱われたような感覚」**になってしまうのよね。


男性がホワイトデーにお返しをしない5つの理由

じゃあ彼は、どういう気持ちで何もしなかったの?
考えられる理由を、冷静に整理してみましょう。

① 単純に忘れていた・意識していなかった

これは、いわゆる“無頓着タイプ”。

イベントごとに疎くて、悪気も深い意味もないパターン。
でも、あなたが「前にホワイトデーはこうだった」と何度か伝えてるのにスルーするなら、それはちょっと思いやりに欠けるかも。

大事なのは、忘れてたことそのものじゃなくて、
「忘れてて、ごめん」と言える人かどうか。

② 気持ちはあるけど、何をすればいいか分からない

実は、“何を返せばいいかわからない問題”って結構ある。
特に恋愛経験が浅い彼や、過去に何か失敗したトラウマがある人に多い。

でもこれ、よく聞くけど、
“気持ちがある人”は何かしら考えてくれるもの。

プレゼントじゃなくても、
「今日はホワイトデーだね、ありがとう」の一言があれば、あなたの心は救われたはず。

③ 本命じゃない or 関係に温度差がある

これは…正直、少し切ないけど、冷静に見ておきたい現実。

彼が「ちゃんと付き合ってる」と思っていない。
あるいは、関係をキープしているだけで、真剣じゃない。

本命じゃない女性には、「特別感」を出さない人、います。
ホワイトデーに限らず、誕生日も、記念日も、いつも“スルー気味”。

「普段から私だけが頑張ってるかも」
そんな感覚があるなら、この理由、無視できないかもね。

④ 他に本命がいる可能性

あえて言葉にするのもイヤだけど…
何もしてくれなかった彼に対して、
「もしかして、他の誰かにお返ししてる?」と思ってしまったあなたへ。

その直感、もしかすると鋭いかもしれません。

  • デートの頻度が減った
  • 連絡の頻度も落ちた
  • SNSでは誰かとの絡みが増えてる

こういう変化が同時に起きていたなら、少し注意が必要。
ホワイトデーって、誰に“お返し”するか=誰を“特別視”してるかが、浮き彫りになる日でもあるから。

⑤ あなたに甘えている

「このくらいしなくても大丈夫でしょ」
「彼女なら、何も言わなくてもわかってくれる」

そう思って、あえて何もしてこない人もいる。

でもそれって、愛情じゃなくて“依存”だよね。
恋愛は「察してほしい」じゃなくて「伝え合うこと」で成り立つもの。

「何も言わなくても許してくれる人」になると、
だんだん大切にされなくなってしまう。
あなたが“我慢する恋”に慣れてしまう前に、立ち止まってみて。


私の気持ち、軽く扱われてない?

ホワイトデーにお返しがなかったとき、
一番傷つくのは「モノがなかったこと」じゃない。

“自分の気持ちが、相手にとって価値がなかったのかもしれない”
そんな風に感じてしまうことだよね。

  • バレンタインに、手作りしたのに
  • 想いを込めて選んだのに
  • 笑顔が見たくて頑張ったのに

なにか返ってくるかどうか、じゃない。
「想いが通じてた」って実感がほしかっただけなのにね。


彼の“普段”を見て判断して

ホワイトデーだけで、彼の気持ちをジャッジするのは早いかもしれません。
でもね、見てほしいのは“日常の態度”。

  • 記念日や誕生日には何かしてくれる?
  • 「ありがとう」や「ごめんね」が言える人?
  • 他の女の子への対応はどう?
  • 忙しいときも、あなたの存在を忘れない?

これらがそろっている人なら、たとえホワイトデーがスルーされても、
“あなたを大切にしてる気持ち”は感じられるはず。

でも逆に、普段からあなたが「自分ばかり頑張ってる」と感じているなら、要注意。


自分の気持ち、どう扱う?

「こんなことで傷つくなんて、私って重いのかな…」
そんな風に思わなくて大丈夫。

恋って、“モノ”よりも“気持ち”のやり取りだから、
相手から返ってこないと、心が寒くなるのは当然。

でもここで大事なのは、
自分の感情をごまかさずに認めてあげること。

  • 寂しいと思った
  • 悲しかった
  • 少し冷めたかもしれない

そのどれも、あなたの大事な心の声。


それでも好きなら、伝えてみてもいい

「こんなこと言ったら、面倒くさいって思われそう…」

そう思って、ずっと我慢してる人もいるよね。
でも本当に愛されてるなら、あなたの感情にちゃんと向き合ってくれるはず。

たとえば、こんな風に伝えてみて。

「バレンタインのとき、私はすごく嬉しかったから、
ホワイトデーに何か気持ちが返ってきたら嬉しいなって思ってたの。
ちょっと寂しかったけど、今こうして話せてよかった。」

責める言い方じゃなく、自分の感情を丁寧に差し出すだけで、
彼の反応も変わるかもしれない。


それでも彼が変わらないなら…

あなたの気持ちを伝えても、何も変わらない。
むしろ「めんどくさい」「イベントくらいで…」と一蹴される。

そのときは――
彼の態度を責めるんじゃなく、自分の未来を考えて。

  • この先も、我慢し続ける?
  • 本命として扱われない恋を、続けられる?
  • 自分の気持ちを伝えられない関係に、安心できる?

あなたには、ちゃんと「返してくれる人」と恋をする権利があるんです。


最後に:お返しの“モノ”じゃなく、気持ちを受け取れる恋を

ホワイトデーに何もなかった。

それだけで心が冷えてしまったあなたは、
きっと恋に真剣で、まっすぐで、愛情深い人なんだと思います。

だからこそ、悲しかったんだよね。

でも、どうか覚えておいて。

あなたが本命かどうかは、
ホワイトデーのお返しではなく、「普段の扱われ方」に出る。

そして、自分の気持ちを軽く扱う人のために、
心をすり減らし続ける必要なんて、どこにもない。

あなたの想いに、ちゃんと気づいてくれる人は必ずいる。
“お返し”なんて言葉を使わなくても、
毎日あなたを大切にしてくれる恋――
きっと見つかるから。