「今日もまた行ってるんだ…」
休日、楽しみにしていたデートはキャンセル。彼は当然のようにパチンコ屋へ。
約束してたのに、なんで? 私ってその程度の存在なの?
そんな風に、彼氏のパチンコ通いに悩んでいる女性、きっとあなただけじゃありません。
この記事では、「どうしてやめてって言っても通じないの?」「このまま付き合い続けて大丈夫?」というモヤモヤに、少し厳しさを込めつつも、最後には自分らしい選択ができるように言葉を届けていきます。
「やめて」が届かない苦しさ
「お願い、やめて」
「私との時間も大事にして」
何度伝えても、彼の足はパチンコ屋に向かう。
それってもう、“趣味の域”を超えている気がしませんか?
最初は「男の人ってそういうの好きだよね」と軽く考えていたのに、だんだんと彼の中であなたの優先順位が下がっているように感じてしまう。
・話を聞いてくれない
・お金も時間もパチンコ優先
・嘘をついてまで通ってる
この状況、放っておいていいことなんてありません。
パチンコがやめられない理由とは?
彼がなぜ、そこまでパチンコにハマっているのか?
これは、単なる「娯楽」ではなく、精神的な依存が隠れている可能性もあります。
ストレスのはけ口になっている
彼にとって、パチンコは現実逃避の手段かもしれません。
職場のストレスや人間関係の不安、将来への焦り。
そうした“モヤモヤ”を、頭を空っぽにして忘れさせてくれるのが、パチンコという行為なんです。
脳が快楽を記憶している
パチンコは、勝てばお金が手に入るし、当たったときの「快感」は強烈。
この感覚を脳が覚えてしまい、無意識のうちに“求めて”しまうようになります。
まさに依存の構造。
自分が問題を抱えていると気づいていない
そして厄介なのが、彼自身が「自分は依存している」と自覚していないケース。
あなたがどれだけ苦しんでいるかを伝えても、「え、そんなに深刻?」と真面目に受け止めない。
ここに、大きなすれ違いが生まれるんです。
「やめて」が届かない理由
あなたがどれだけ丁寧に、優しく、時には怒りを込めて伝えても、彼には響かない。
それには、いくつかの理由があります。
■責められていると感じている
「なんでそんなに行くの?」「またパチンコ?」
正論だけど、それが“責め”に聞こえると、彼は心を閉ざしてしまいます。
「自由がない」と感じて、逆に反発する。
■彼にとっては「別に悪いことしてない」
ギャンブル=悪、と考える人もいれば、ただの趣味だと思っている人もいます。
彼が後者であれば、「何が悪いの?」という思考に陥ってしまうのです。
■やめる気がない
最もシンプルで残酷な理由。
やめる気がない人に「やめて」と言っても、それは届きません。
むしろ、口うるさい存在として扱われるだけ。
彼の未来より、あなたの未来を見て
一番大切なのは、「彼を変えること」ではなく、あなた自身の心を守ることです。
彼がパチンコを続けることで、あなたの時間、心、お金、人としての尊厳がすり減っているなら、
それはもう恋愛じゃなく、“消耗戦”です。
・待つことに疲れていない?
・本当にこの人と将来を考えられる?
・自分の気持ちを押し殺してまで、そばにいる意味はある?
我慢を“愛”だと勘違いしないで。
愛とは、対等な関係の中で育まれるものです。
パチンコ以外に目を向けてもらうには?
とはいえ、簡単に別れられない。
好きだし、変わってほしい。そう思うあなたの気持ちも、よくわかります。
そこで一つ提案。
「やめて」と押しつけるのではなく、「一緒に○○しよう」と代替の時間を提案してみてください。
・一緒に映画を観に行こう
・運動を始めたいから付き合って
・一緒に家でゲームやボードゲームでもしよう
彼が「パチンコ以外の時間も楽しい」と思えるような工夫を。
ただし、それでも響かないようなら…もう一度自分の“許せるライン”を見直して。
限界を感じたら、離れる勇気を
彼が嘘をつく
彼が借金している
彼があなたの気持ちを何度も踏みにじっている
そうであれば、それはもう、見限ってもいいタイミングです。
恋愛は、“相手を変えるための場所”ではありません。
あなたが幸せを感じられるかどうか、それがすべてです。
一人で抱え込まないで
どんなに強く見える人でも、恋の悩みは孤独に感じてしまうものです。
もしも、誰にも相談できずに心が潰れそうなときは、第三者の視点に頼ってもかまいません。
友達、家族、信頼できる先輩…そして、占いやカウンセリングという方法もあります。
「自分の心の声」を、誰かと一緒に言葉にしてみるだけで、見えてくるものが変わることもあります。
最後に|あなたの人生は、あなたのもの
「この人を好きになってよかった」
そう思える恋は、あなたをちゃんと大切にしてくれる相手との間で育まれるもの。
今の恋が辛いだけなら、
その“辛さ”は「愛」の証ではなく、「違和感」のサインかもしれません。
どんな決断をするにせよ、
あなたがあなたらしくいられる恋を、諦めないでください。