「また浮気された」「自分も浮気してしまった」…それは偶然?
「父親が浮気していた」
「祖母も不倫で家庭を壊したと聞いた」
「そして今、私も同じような恋愛を繰り返している…」
こんなふうに、自分の恋愛パターンが「親や家族と似ている」と気づいて、ハッとしたことはありませんか?
浮気される、浮気してしまう、愛されない恋を繰り返す…。
それは本当に“たまたま”なのでしょうか?
もし、あなたの恋の中に「どこか抗えない力」を感じているのなら、
それは“遺伝”でもあり、“カルマ”でもあるかもしれません。
そして何より伝えたいのは——
その繰り返しを、あなたの代で終わらせることはできるということ。
浮気は本当に遺伝するの?科学が示す“恋の遺伝子”の正体
まずは科学的な視点から見てみましょう。
近年の遺伝学では、「浮気傾向」に影響を与えるとされる遺伝子がいくつか見つかっています。
特に注目されているのが、ドーパミン受容体D4(DRD4)遺伝子。
この遺伝子が特定の型を持つ人は、「快楽」や「刺激」に強く反応しやすく、
恋愛においても“ひとりにとどまる”ことが苦手な傾向があるという研究結果があります。
また、オキシトシン受容体遺伝子(OXTR)にも個人差があり、
“親密さ”をどこまで求めるか、どれだけ安定を必要とするかといった恋愛の傾向に影響を与えることがわかってきました。
加えて、育った家庭環境の影響も非常に大きいです。
たとえば、子ども時代に「浮気をしている親」を見て育った人は、
それを“当たり前”として無意識にインプットしている可能性があります。
つまり、「浮気はしてもいい」「人は裏切るもの」といった信念が、本人の性格や恋愛観に強く影響してしまうのです。
スピリチュアルではどう捉える?家系に流れる“恋のカルマ”
一方、スピリチュアルな世界では、こうした“恋の繰り返し”を「家系カルマ」として捉えることがあります。
家系に流れるカルマとは、「未解決の感情的テーマ」や「魂レベルで受け継がれている課題」のこと。
よく言われるのが、「女性が幸せになれない家系」や「男性が責任を取らない家系」など、
一見すると偶然のように思える恋愛の不幸が、世代を超えて繰り返されるという現象です。
四柱推命では、偏った五行バランスや“偏官”“傷官”の重なりなどが「対人関係の課題」として出やすく、
西洋占星術では、“第8ハウス(性的なつながり・共有)”“第12ハウス(無意識・隠し事)”、
“リリス(禁断の欲望)”の配置にそのテーマが表れます。
スピリチュアル的に重要なのは、「これは誰かが悪いから起こるのではなく、魂が“学ぶため”に設定したテーマだ」という視点です。
つまり、浮気が“遺伝”するのではなく、“気づかれないカルマ”が繰り返されているという見方です。
カルマに気づく7つのチェックリスト|あなたにも当てはまる?
以下の項目に当てはまるものがあれば、もしかするとあなたは「恋のカルマ」に影響を受けているかもしれません。
- □ なぜか浮気ばかりされる、あるいはしてしまう
- □ 長続きする恋愛が少ない
- □ 親や兄弟姉妹にも浮気経験が多い
- □ 禁断の恋ばかりに惹かれる
- □ 恋愛に罪悪感や自己否定がついて回る
- □ 幼少期、家庭に安心感がなかった
- □ 誰かの「愛されなかった記憶」を自分が引き受けている感覚がある
これらは、恋愛における“無意識の引き寄せ”の現れです。
放っておくと、“同じパターン”の恋を繰り返してしまう可能性があります。
恋のカルマを断ち切る7つの方法
では、どうすればこのカルマの連鎖を止められるのでしょうか?
鍵は「意識化」と「選択」です。
1. 家族の恋愛履歴を知る
親や祖父母がどんな恋愛・結婚をしてきたのかを調べてみましょう。
そこにパターンや繰り返しが見えてくることがあります。
2. 「私は違う選択ができる」と自覚する
“血”に引きずられる必要はありません。あなたには、違う道を選ぶ力があります。
3. パターンを記録し、客観視する
過去の恋愛履歴をノートに書き出すと、自分でも驚くほど共通点が見えてきます。
4. 占いやスピリチュアルで自分のテーマを知る
四柱推命や西洋占星術で「なぜこのテーマが繰り返されるのか?」を可視化することで、俯瞰できます。
5. 感情ではなく“軸”で恋愛を選ぶ
「ドキドキする」だけではなく、「心が安心する相手か?」という基準を持つこと。
6. 健全な愛情体験を積む
信頼できる人間関係の中で、安心して愛し合える経験を重ねることが、カルマの書き換えにつながります。
7. 過去に感謝して手放す
「もう私はこのパターンを終わらせます」と意図して、自分と家族を許し、癒していくこと。
カルマは“断ち切るもの”ではなく“気づくことで超えるもの”
重要なのは、カルマを「消そう」としなくていいということです。
それは罰ではなく、「気づいて選び直す」ためにあるからです。
誰かを恨んだり、自分を責めたりしてもカルマは変わりません。
でも、「私はもう、このループから抜け出す」と決めた瞬間、運命の歯車は静かに切り替わります。
スピリチュアルな占い師は言います。
「カルマを背負うために生まれたんじゃない。超えるために生まれてきたのよ」と。
おわりに|あなたで終わらせよう、“浮気の連鎖”
「浮気は遺伝する」
——確かに、そう見えることはあるかもしれません。
でも、それは“運命”ではありません。
あなたがそれに気づいた時点で、もう道は変えられるのです。
誰かが始めた恋のカルマ。
あなたの代で、終わりにしませんか?
あなたが選ぶ愛が、次の世代の安心になり、
あなたの癒しが、家系全体の光になるかもしれない。
どうか、自分の恋に“主導権”を取り戻してください。
それは、あなたの血を、未来を、運命を塗り替える最初の一歩です。